猫の膀胱炎について
[No.48] 2014/04/17 (Thu) 22:08
猫は非常に膀胱炎になりやすい動物です。
当院でも膀胱炎を疑う猫ちゃんが多く来院されています。
症状は
・トイレの回数が増える
・おしっこをしようとしてもなかなか出ない
・いつもと違う場所でおしっこをする
・おしっこの時、痛がる
・おしっこが赤い、血が混じっている
・陰部をしきりになめる
などがあります。
原因の6割は、特発性膀胱炎といって、ストレスなどが引き金となり、濃い尿の刺激によって炎症が起こると考えられています。
そのような場合は、ストレスをかけないような生活や、水分多めに与えるなどで、症状が治まることが多いです。
ただ、それで治らない場合は別の原因を疑います。
その次の原因として多いのが、尿路結石症です。
膀胱の中に石があることで、膀胱粘膜を損傷し、膀胱炎を引き起こしてしまうのです。
ある程度の大きさの石があれば、エコーやレントゲン検査でわかるのですが、砂のような状態の場合はわからないことが多いです。
そういった場合は、尿検査で尿を直接みることで、結晶があるかどうかを調べます。
ただ、膀胱炎を起こしている猫は、頻尿で膀胱内に尿がたまっていることがほとんどないので、尿検査自体を行うことが難しいです。
そういった場合は、石を溶かす処方食があるので、それを食べてもらいながら、改善するかどうかを見ていきます。
ただ、猫ちゃんはその性質上、犬よりも処方食の変更が難しいことが多いので、いつも心苦しい思いをしつつも、飼い主さんに提案しています。。。
しかも、その処方食を食べている間は、間食は何もできない、したら処方食を食べている意味がなくなってしまうので・・・
何か他にいい方法はないかなあといつも考えている次第です。。。
今後結石を溶かすいい薬が出てくるといいですね。
当院でも膀胱炎を疑う猫ちゃんが多く来院されています。
症状は
・トイレの回数が増える
・おしっこをしようとしてもなかなか出ない
・いつもと違う場所でおしっこをする
・おしっこの時、痛がる
・おしっこが赤い、血が混じっている
・陰部をしきりになめる
などがあります。
原因の6割は、特発性膀胱炎といって、ストレスなどが引き金となり、濃い尿の刺激によって炎症が起こると考えられています。
そのような場合は、ストレスをかけないような生活や、水分多めに与えるなどで、症状が治まることが多いです。
ただ、それで治らない場合は別の原因を疑います。
その次の原因として多いのが、尿路結石症です。
膀胱の中に石があることで、膀胱粘膜を損傷し、膀胱炎を引き起こしてしまうのです。
ある程度の大きさの石があれば、エコーやレントゲン検査でわかるのですが、砂のような状態の場合はわからないことが多いです。
そういった場合は、尿検査で尿を直接みることで、結晶があるかどうかを調べます。
ただ、膀胱炎を起こしている猫は、頻尿で膀胱内に尿がたまっていることがほとんどないので、尿検査自体を行うことが難しいです。
そういった場合は、石を溶かす処方食があるので、それを食べてもらいながら、改善するかどうかを見ていきます。
ただ、猫ちゃんはその性質上、犬よりも処方食の変更が難しいことが多いので、いつも心苦しい思いをしつつも、飼い主さんに提案しています。。。
しかも、その処方食を食べている間は、間食は何もできない、したら処方食を食べている意味がなくなってしまうので・・・
何か他にいい方法はないかなあといつも考えている次第です。。。
今後結石を溶かすいい薬が出てくるといいですね。
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