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あおえ動物病院

2014年3月28日に、岡山県岡山市北区青江に新規開院した動物病院のブログです。

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犬の腹腔内隠睾について

また久々の更新になってしまいました。



最近は自己投資(?)の一環として、新たに獣医学雑誌を1つ、年間購読契約したのですが、その雑誌は年間契約すると、過去6年分の雑誌の記事がネット上で閲覧できるようになるという優れもので、その記事を読むのにハマっておりました。。。



獣医療の勉強自体は面白いので、ついつい楽な「インプット」の方に走りがちですが、「アウトプット」も頑張っていきたいと思います。



さて今回は、先日手術させていただいた雑種犬のコのお話です。



去勢手術を依頼されたのですが、睾丸が片方しか降りていない、片側の停留睾丸でした。



もう片方は、触診で確認しましたが皮下にはなく、腹腔内に隠れている様子でした。



なので、まず降りている正常部分の去勢をし、右側の睾丸が腹腔内に隠れていると判明したので、陰茎の右側の皮膚を切開し、開腹して、隠れている睾丸を取り出しました。



取り出している様子。

IMG_2068.jpg



術後の傷はこんな感じです。

IMG_2070.jpg




摘出した精巣。

IMG_2078.jpg



腹腔内にあった精巣は、正常の陰嚢内にあった精巣に比べ、やや小さいです。



以前にも書いたかもしれませんが、腹腔内の停留睾丸は、放っておくとガンになりやすいので、若いうちに去勢することをお勧めします。



余談ですが、このコは麻酔中にマイクロチップの挿入も希望されていましたので、手術後に挿入させていただきました。



こんな感じの太めの針で、背中の皮下に注射して注入します。

IMG_2071.jpg



IMG_2074.jpg



入れた後、マイクロチップを読み取るリーダーで確認して、完了です。

IMG_2075.jpg



麻酔をかけなくてもできる処置ではあるのですが、太めの針を刺すことになるので、避妊去勢、歯石処置などのついでに入れる方が痛みを感じなくていいかなと思います。
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