ペット保険は得か損か?
[No.277] 2015/01/13 (Tue) 23:58
と、たまに聞かれることがあるのですが、ペット保険に限らず、すべての保険は掛けた方が損するようにできています。
これは、保険を運営するための人件費、家賃、広告費などをどこで賄っているかを考えたら明白かと思います。
ペット保険会社は、年齢や犬種や猫種によってかかりやすい病気の確率や、それに伴う治療費などを綿密に計算し尽くし、さらに上記のコストを差し引いても会社に利益が残るように計算して、保険料を算出しています。
例えば、統計的に5頭に1頭起こる病気があり、その治療費が1万円だとします。
保険料が2000円だとしたら、保険会社の利益はプラマイ0になりますが、人件費などのコストの分だけマイナスになってしまいます。
なので、コストの分をさらに上乗せ、利益も出るように上乗せし、3000円とします。
ここまで簡単にすると、明らかに保険を掛けたら損をするのが丸わかりなので、治療費の負担を半額にします。
そうすると保険会社は5000円負担でいいので、保険料も半額の1500円にできます。
それでもちょっと賢い方は計算すればすぐにわかるので、さらに分かりづらいように、時間で割ります。
一生の支払いが1500円、平均寿命が10歳、5歳からの加入とすると月々の支払いは、
1500÷(5×12)=25円
となり、もし病気になったとき、1万円かかる治療費の半額の5000円が月々25円で補填できる、という安心を売っているわけです。
なので、例えは悪いかもしれませんが、得か損かだけ考えたら、宝くじのようなものかなと思います。
大多数の人は損をしますが、運悪く、ごく一部の治療費のかかる病気にかかってしまった人は得をする、といった具合です。
なので総合的に考えて、治療費を貯金で用意できる人であれば、入る必要はないと思います。
ただ、人間、年に1回の10万円の支払いよりも、1日280円を365日支払うほうが楽だと感じてしまう生き物なので、どうしても貯金出来ない方は、月々の安心料として保険を選択するのはアリかもしれません。
これは、保険を運営するための人件費、家賃、広告費などをどこで賄っているかを考えたら明白かと思います。
ペット保険会社は、年齢や犬種や猫種によってかかりやすい病気の確率や、それに伴う治療費などを綿密に計算し尽くし、さらに上記のコストを差し引いても会社に利益が残るように計算して、保険料を算出しています。
例えば、統計的に5頭に1頭起こる病気があり、その治療費が1万円だとします。
保険料が2000円だとしたら、保険会社の利益はプラマイ0になりますが、人件費などのコストの分だけマイナスになってしまいます。
なので、コストの分をさらに上乗せ、利益も出るように上乗せし、3000円とします。
ここまで簡単にすると、明らかに保険を掛けたら損をするのが丸わかりなので、治療費の負担を半額にします。
そうすると保険会社は5000円負担でいいので、保険料も半額の1500円にできます。
それでもちょっと賢い方は計算すればすぐにわかるので、さらに分かりづらいように、時間で割ります。
一生の支払いが1500円、平均寿命が10歳、5歳からの加入とすると月々の支払いは、
1500÷(5×12)=25円
となり、もし病気になったとき、1万円かかる治療費の半額の5000円が月々25円で補填できる、という安心を売っているわけです。
なので、例えは悪いかもしれませんが、得か損かだけ考えたら、宝くじのようなものかなと思います。
大多数の人は損をしますが、運悪く、ごく一部の治療費のかかる病気にかかってしまった人は得をする、といった具合です。
なので総合的に考えて、治療費を貯金で用意できる人であれば、入る必要はないと思います。
ただ、人間、年に1回の10万円の支払いよりも、1日280円を365日支払うほうが楽だと感じてしまう生き物なので、どうしても貯金出来ない方は、月々の安心料として保険を選択するのはアリかもしれません。
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