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あおえ動物病院

2014年3月28日に、岡山県岡山市北区青江に新規開院した動物病院のブログです。

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止血異常について4

前回、滝の画像で終わり、その後、盛大に放置していたネタの続きを書きたいと思います。



確か話の流れとしては、



二次止血➡
凝固因子➡
内因系(12、11、9、8)、外因系(7)、共通系(10、5、2、1)➡
「凝固系カスケード」




だったと思います。



ここで、また凝固系検査の話になりますが、一般的に二次止血異常を疑う時の検査として、PT(プロトロンビン時間)、APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)、Fib(フィブリノゲン濃度)があります。



PTは外因系と共通系の異常を調べる検査で、APTTは内因系と共通系の異常を調べる検査、Fibは第1因子の濃度を調べる検査です。



この検査結果の組み合わせで、どこの凝固因子に異常があるのかを推察することができるのです。



例えば、外因系の第7因子のみ欠損している場合、

PT:延長
APTT:正常
Fib:正常

という結果が出ます。



同様に、内因系の第12、11、9、8因子のいづれかの欠損の場合、

PT:正常
APTT:延長
Fib:正常



共通系の第10、5、2因子のいづれかの欠損の場合、

PT:延長
APTT:延長

Fib:正常



共通系の最後である第1因子の欠損の場合、

PT:延長
APTT:延長
Fib:減少




凝固因子の異常がある場合、結果はこの4パターンになります。



ここで、最初の話に戻りますが、調べた猫ちゃんの結果は、

PT:正常
APTT:延長
Fib:正常

でした。



なので、内因系の因子に異常があるということが推察できます。



あとは、なぜ内因系の凝固因子に異常があるのか?という疑問が残ります。

次回へ続く。。。
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