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あおえ動物病院

2014年3月28日に、岡山県岡山市北区青江に新規開院した動物病院のブログです。

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止血異常について 1

先日、猫ちゃんの去勢手術の術前の血液検査で、血が止まらないので手術が難しいと言われ、セカンドオピニオンで当院に来られた飼い主様がいらっしゃいました。



突然ですが、傷口などから出た血がなぜ固まって止まるのかご存知でしょうか?



血液中には、様々な機能を持つ細胞が存在しますが、その中に「血小板」という、血を止める機能をもった細胞があります。



血小板は、血管が破れると、活性化して破れた部分の血管に集まり、血栓を作り、傷口を塞ぎます。



これを一次止血といいます。



「一次」ということは「二次」もあるのかと考えられた方、その通りです。



実は、血小板だけの血栓では、血を止めるには脆くて不安定です。



そこで、一次止血に引き続き、血液中の「凝固因子」と呼ばれる一群のタンパク質が働き、最終的にはフィブリンと呼ばれる凝固因子が、血小板を網で覆うように固めて、止血が完了します。



これを二次止血といいます。



この「一次止血」、「二次止血」の一連の流れが生体内でスムーズに行われる事によって、傷口からの出血が止まるのですね。



なので、逆にこのどちらか一方がうまくいかないと、血が止まらない、ということになってしまいます。



それを調べる為の血液検査がいくつかあるのですが、今回相談に来られた飼い主様は、残念ながらそのデータをお持ちでなく、話を伺っても、どの検査の異常なのかわからなかったため、当院で改めて検査させて頂くことにしました。



続く
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