犬の歯槽膿漏について2
[No.242] 2014/11/12 (Wed) 23:58
今日は9歳の柴犬のコの歯の治療をさせて頂きました。
以前、ミニチュアダックスのコの治療をさせて頂いたことがありますが、そのコと同様、歯周病により歯の根元が膿んでしまい、眼の下の皮膚から膿が出てしまっておりました。

一時的に抗生剤で化膿を抑えていますが、原因となっている歯を除去しない限りは、すぐに再発してしまうため、麻酔下で抜歯を行うことにしました。
抜歯前の写真。

奥の一番太い2本の歯(上顎第四前臼歯と第1後臼歯)に重度の歯石付着と、歯周病による歯肉の脆弱化に伴う歯の動揺が認められました。
抜歯後の写真。

本来これだけ太い歯であれば、普通に抜こうとしても歯根がしっかりしているため、抜歯することができないのですが、今回は土台の歯肉が歯周病により弱くなっており、そのまま抜歯することができました。

その後、麻酔の覚めも問題なく、夕方元気に退院しました。
前回、今回のコのように、特に上顎の奥の歯は歯石が付きやすく、歯周病になりやすいので、普段のデンタルケアでも気をつけてあげたいですね。
以前、ミニチュアダックスのコの治療をさせて頂いたことがありますが、そのコと同様、歯周病により歯の根元が膿んでしまい、眼の下の皮膚から膿が出てしまっておりました。

一時的に抗生剤で化膿を抑えていますが、原因となっている歯を除去しない限りは、すぐに再発してしまうため、麻酔下で抜歯を行うことにしました。
抜歯前の写真。

奥の一番太い2本の歯(上顎第四前臼歯と第1後臼歯)に重度の歯石付着と、歯周病による歯肉の脆弱化に伴う歯の動揺が認められました。
抜歯後の写真。

本来これだけ太い歯であれば、普通に抜こうとしても歯根がしっかりしているため、抜歯することができないのですが、今回は土台の歯肉が歯周病により弱くなっており、そのまま抜歯することができました。

その後、麻酔の覚めも問題なく、夕方元気に退院しました。
前回、今回のコのように、特に上顎の奥の歯は歯石が付きやすく、歯周病になりやすいので、普段のデンタルケアでも気をつけてあげたいですね。
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