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あおえ動物病院

2014年3月28日に、岡山県岡山市北区青江に新規開院した動物病院のブログです。

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糖尿病を紐解く4

さて、前回は糖尿病を放置すると、代謝異常が起こり、最終的に「糖尿病性ケトアシドーシス」を起こし、命を落としてしまう、という話をしました。



今回は、糖尿病になる原因の種類についてお話したいと思います。



糖尿病は、インスリンが不足する、あるいはうまく細胞に作用しないことによって起こる病気です。



ヒトでは大きく2つのタイプに分類されています。



インスリンが全く分泌されなくなるタイプを1型、分泌量が減ったり、うまくインスリンが使われないタイプを2型と呼びます。



日本では、ヒトの糖尿病の95%が肥満や運動不足などの生活習慣に伴う2型糖尿病と言われています。



そして、犬や猫の糖尿病の場合、犬は1型、猫は2型に近いものが多いとされています。



このように、犬と猫では、糖尿病になる原因のタイプが異なるので、治療の内容が変わってくるのですね。



犬の場合は、インスリンが作られなくなってしまっているので、インスリンの投与は欠かせず、生涯にわたってインスリン治療が必要になります。



猫の場合は、インスリンが少し作られていて、それがうまく機能していないだけであれば、それを補助するようなインスリン治療や食事療法によって、インスリン治療から離脱できる可能性があります。



ちなみにインスリンはどこから作られるかご存知でしょうか?



答えは膵臓です。



正確には、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンです。



なので、膵炎が原因でβ細胞が破壊され、糖尿病になってしまうこともあり、特に猫は膵炎になりやすいので要注意ですね。
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