糖尿病を紐解く4
[No.216] 2014/10/10 (Fri) 23:57
さて、前回は糖尿病を放置すると、代謝異常が起こり、最終的に「糖尿病性ケトアシドーシス」を起こし、命を落としてしまう、という話をしました。
今回は、糖尿病になる原因の種類についてお話したいと思います。
糖尿病は、インスリンが不足する、あるいはうまく細胞に作用しないことによって起こる病気です。
ヒトでは大きく2つのタイプに分類されています。
インスリンが全く分泌されなくなるタイプを1型、分泌量が減ったり、うまくインスリンが使われないタイプを2型と呼びます。
日本では、ヒトの糖尿病の95%が肥満や運動不足などの生活習慣に伴う2型糖尿病と言われています。
そして、犬や猫の糖尿病の場合、犬は1型、猫は2型に近いものが多いとされています。
このように、犬と猫では、糖尿病になる原因のタイプが異なるので、治療の内容が変わってくるのですね。
犬の場合は、インスリンが作られなくなってしまっているので、インスリンの投与は欠かせず、生涯にわたってインスリン治療が必要になります。
猫の場合は、インスリンが少し作られていて、それがうまく機能していないだけであれば、それを補助するようなインスリン治療や食事療法によって、インスリン治療から離脱できる可能性があります。
ちなみにインスリンはどこから作られるかご存知でしょうか?
答えは膵臓です。
正確には、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンです。
なので、膵炎が原因でβ細胞が破壊され、糖尿病になってしまうこともあり、特に猫は膵炎になりやすいので要注意ですね。
今回は、糖尿病になる原因の種類についてお話したいと思います。
糖尿病は、インスリンが不足する、あるいはうまく細胞に作用しないことによって起こる病気です。
ヒトでは大きく2つのタイプに分類されています。
インスリンが全く分泌されなくなるタイプを1型、分泌量が減ったり、うまくインスリンが使われないタイプを2型と呼びます。
日本では、ヒトの糖尿病の95%が肥満や運動不足などの生活習慣に伴う2型糖尿病と言われています。
そして、犬や猫の糖尿病の場合、犬は1型、猫は2型に近いものが多いとされています。
このように、犬と猫では、糖尿病になる原因のタイプが異なるので、治療の内容が変わってくるのですね。
犬の場合は、インスリンが作られなくなってしまっているので、インスリンの投与は欠かせず、生涯にわたってインスリン治療が必要になります。
猫の場合は、インスリンが少し作られていて、それがうまく機能していないだけであれば、それを補助するようなインスリン治療や食事療法によって、インスリン治療から離脱できる可能性があります。
ちなみにインスリンはどこから作られるかご存知でしょうか?
答えは膵臓です。
正確には、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンです。
なので、膵炎が原因でβ細胞が破壊され、糖尿病になってしまうこともあり、特に猫は膵炎になりやすいので要注意ですね。
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