猫の尿道閉塞について
[No.161] 2014/08/13 (Wed) 23:47
今日は時間外で、昨日の昼からおしっこが出ず、今朝から吐いてぐったりしているという雄猫ちゃんを診させて頂きました。
触診にて、膀胱がパンパンに腫れているのが確認できました。
雄の猫ちゃんは尿道の出口が狭いため、結石や炎症産物で尿道が詰まってしまうことが多いです。
もし詰まってしまったら、出来るだけ早く詰まりを解除してあげないと、急性腎不全、尿毒症、膀胱破裂などを引き起こし、命を落としてしまいます。
今回のコも急いでカテーテルにて尿道の閉塞を解除し、膀胱、尿道を洗浄を行うことで、命の危機を脱することができました。
カテーテルを通して、膀胱に溜まっていた尿を抜去しているところ。

膀胱炎もキツく、血尿が出ています。
回収した尿の沈渣を顕微鏡で見ると、結石の結晶が確認できました。

状態が落ち着いたら、結石を溶かす処方食を開始していく必要があります。
このように、おしっこが出ないというのは救急疾患の可能性が高いので、出来るだけ早く病院に連れていってあげてくださいね。
当院はお盆も休みなく通常営業ですので、急な病気でお困りの際などもご利用いただけたらと思います。
触診にて、膀胱がパンパンに腫れているのが確認できました。
雄の猫ちゃんは尿道の出口が狭いため、結石や炎症産物で尿道が詰まってしまうことが多いです。
もし詰まってしまったら、出来るだけ早く詰まりを解除してあげないと、急性腎不全、尿毒症、膀胱破裂などを引き起こし、命を落としてしまいます。
今回のコも急いでカテーテルにて尿道の閉塞を解除し、膀胱、尿道を洗浄を行うことで、命の危機を脱することができました。
カテーテルを通して、膀胱に溜まっていた尿を抜去しているところ。

膀胱炎もキツく、血尿が出ています。
回収した尿の沈渣を顕微鏡で見ると、結石の結晶が確認できました。

状態が落ち着いたら、結石を溶かす処方食を開始していく必要があります。
このように、おしっこが出ないというのは救急疾患の可能性が高いので、出来るだけ早く病院に連れていってあげてくださいね。
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