犬の去勢手術と乳歯遺残
[No.108] 2014/06/20 (Fri) 22:25
今日は1歳7ヶ月のトイプードルの去勢手術をさせて頂きました。
そして、乳歯も残っているとのことでしたので、ついでに乳歯の抜歯も行うことになりました。
まずは、去勢手術から。。。

術後の傷口はこんな感じです。

猫の去勢手術と同じように、抜糸のいらない吸収糸で縫っております。
猫と違うのは、写真ではわかりづらいですが、陰嚢(玉の袋)の少し上の皮膚を切っていることです。
犬の陰嚢の皮膚はデリケートで、直接陰嚢を切ると術後腫れ上がること(陰嚢水腫)があるので、あえて避けております。
そして、陰嚢の皮膚は傷つきやすいので、実は手術よりも毛刈りの方が神経使っていたりします。
さらに乳歯の抜歯も行いました。
術前。

左の上の犬歯の乳歯が残っています。

そして上の切歯も乳歯が残っていたので、一緒に抜かせて頂きました。
術後。

とてもキレイになりました。
トイプードルのような小型犬は、大人になっても乳歯が残ってしまうことが多いです。
乳歯が残っていると、食べかすが詰まりやすく、歯周病の原因になりやすいので、去勢避妊の手術のついでに抜歯しておくことをオススメします。
そして、乳歯も残っているとのことでしたので、ついでに乳歯の抜歯も行うことになりました。
まずは、去勢手術から。。。

術後の傷口はこんな感じです。

猫の去勢手術と同じように、抜糸のいらない吸収糸で縫っております。
猫と違うのは、写真ではわかりづらいですが、陰嚢(玉の袋)の少し上の皮膚を切っていることです。
犬の陰嚢の皮膚はデリケートで、直接陰嚢を切ると術後腫れ上がること(陰嚢水腫)があるので、あえて避けております。
そして、陰嚢の皮膚は傷つきやすいので、実は手術よりも毛刈りの方が神経使っていたりします。
さらに乳歯の抜歯も行いました。
術前。

左の上の犬歯の乳歯が残っています。

そして上の切歯も乳歯が残っていたので、一緒に抜かせて頂きました。
術後。

とてもキレイになりました。
トイプードルのような小型犬は、大人になっても乳歯が残ってしまうことが多いです。
乳歯が残っていると、食べかすが詰まりやすく、歯周病の原因になりやすいので、去勢避妊の手術のついでに抜歯しておくことをオススメします。
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
→http://aoeanimalhospital.blog.fc2.com/tb.php/108-234fa63c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック