嬉しかったこと
[No.263] 2014/12/12 (Fri) 23:58
先日大きなサプライズがありました。
猫ちゃんの避妊手術をさせて頂いた飼い主様から、なんとあの、「飼い主様の声」を頂きました!
しかも、こちらからお願いしていないのに、自主的に書いてきてくださったというサプライズです。
今まで5名の奇特な飼い主様にご協力頂いたのですが、正直これを書くのは相当面倒臭いと思います。
一時期、いろいろな飼い主様にアンケート用紙をお渡しして書いてもらおうと頑張っていたのですが、書けないことの罪悪感で来院の足が遠のいてしまうかも…と思い、最近は書いてもらうことを諦めておりました。
そんな中、自主的に書いて下さる方が現れ、少し早いクリスマスプレゼントを頂いた気分です。
こなつちゃんの飼い主様、本当にありがとうございますm(_ _)m
そして、特に嬉しかったのは、当院の気になる点(悪い点)を指摘して下さったことです。
普通であれば、来院されて印象が悪いと感じたら、何も言わずに転院されてしまうと思います。
問題点を指摘するというのは、飼い主様にとっても気分のいいことではないと思います。
ただ、それでも、当院がさらに良くなってくれると期待して、あえてストレスを抱えながらもおっしゃってくださっていることがわかるので、非常に有り難いと感じます。
そんな素晴らしい「飼い主様の声」はホームページでご覧になることができます。
是非ご一読下さい。
あと、少し、補足というか、言い訳になるかもしれませんが、「飼い主様の声」の中で、避妊手術時の傷口の小ささを褒めてくださっているのですが、あまり術創の大きさは気にしていません。
全く気にしていないというわけではないのですが、競って小さくしようとしているわけではありません。
若い猫ちゃんでもたまに卵巣の靭帯が固いコもいて、そういったコを小さい術創で無理に引っ張ると千切れて思わぬ出血を招いたり、妊娠後の脆弱な子宮も無理に引っ張ると千切れやすいので、そういった場合は無理せず、術創を大きくして、安全に手術を終えることができるよう心がけています。
単純に術創の小ささだけを追うのであれば、卵巣だけを取り出す術式にすればいいと思います。
ただ、個人的に病気の予防には子宮も取ってあげた方がいいんじゃないか、と勝手に考えているので、多少の術創の大きさと手間を犠牲にしても、当院では卵巣子宮摘出術を行っております。
もちろん、無駄に術創を広げるのはよろしくないので、卵巣と子宮が最小の術創で取り出せる場所を切開できるよう、いつも考えております。
そんな感じで、先ずは安全最優先に手術を行って、結果術創が小さければ、縫合も早く終わって、結果、手術時間の短縮につながり、体の負担も少なくていいのかなという考えです。
なので、単純に傷口が小さいから手術がうまい、傷口が大きいから手術が下手、ということにはならないわけですね。
それぞれの術創は、執刀する獣医師の、安全に配慮した様々な思いが込められた結果、その大きさになっているということをご理解頂けたらと思います。
猫ちゃんの避妊手術をさせて頂いた飼い主様から、なんとあの、「飼い主様の声」を頂きました!
しかも、こちらからお願いしていないのに、自主的に書いてきてくださったというサプライズです。
今まで5名の奇特な飼い主様にご協力頂いたのですが、正直これを書くのは相当面倒臭いと思います。
一時期、いろいろな飼い主様にアンケート用紙をお渡しして書いてもらおうと頑張っていたのですが、書けないことの罪悪感で来院の足が遠のいてしまうかも…と思い、最近は書いてもらうことを諦めておりました。
そんな中、自主的に書いて下さる方が現れ、少し早いクリスマスプレゼントを頂いた気分です。
こなつちゃんの飼い主様、本当にありがとうございますm(_ _)m
そして、特に嬉しかったのは、当院の気になる点(悪い点)を指摘して下さったことです。
普通であれば、来院されて印象が悪いと感じたら、何も言わずに転院されてしまうと思います。
問題点を指摘するというのは、飼い主様にとっても気分のいいことではないと思います。
ただ、それでも、当院がさらに良くなってくれると期待して、あえてストレスを抱えながらもおっしゃってくださっていることがわかるので、非常に有り難いと感じます。
そんな素晴らしい「飼い主様の声」はホームページでご覧になることができます。
是非ご一読下さい。
あと、少し、補足というか、言い訳になるかもしれませんが、「飼い主様の声」の中で、避妊手術時の傷口の小ささを褒めてくださっているのですが、あまり術創の大きさは気にしていません。
全く気にしていないというわけではないのですが、競って小さくしようとしているわけではありません。
若い猫ちゃんでもたまに卵巣の靭帯が固いコもいて、そういったコを小さい術創で無理に引っ張ると千切れて思わぬ出血を招いたり、妊娠後の脆弱な子宮も無理に引っ張ると千切れやすいので、そういった場合は無理せず、術創を大きくして、安全に手術を終えることができるよう心がけています。
単純に術創の小ささだけを追うのであれば、卵巣だけを取り出す術式にすればいいと思います。
ただ、個人的に病気の予防には子宮も取ってあげた方がいいんじゃないか、と勝手に考えているので、多少の術創の大きさと手間を犠牲にしても、当院では卵巣子宮摘出術を行っております。
もちろん、無駄に術創を広げるのはよろしくないので、卵巣と子宮が最小の術創で取り出せる場所を切開できるよう、いつも考えております。
そんな感じで、先ずは安全最優先に手術を行って、結果術創が小さければ、縫合も早く終わって、結果、手術時間の短縮につながり、体の負担も少なくていいのかなという考えです。
なので、単純に傷口が小さいから手術がうまい、傷口が大きいから手術が下手、ということにはならないわけですね。
それぞれの術創は、執刀する獣医師の、安全に配慮した様々な思いが込められた結果、その大きさになっているということをご理解頂けたらと思います。
スポンサーサイト