猫の糖尿病について
[No.202] 2014/09/25 (Thu) 22:49
最近、水の飲む量が増え、おしっこをたくさんするようになったと来院された猫ちゃんがいました。
猫の多飲多尿の症状は、原因として最も多いのは腎不全、その次に糖尿病です。
血液検査をすれば、どちらもすぐに診断できるのですが、その日は、あまりに採血時に嫌がられてしまい、残念ながら血液検査ができませんでした。
代わりに、家でいつも決まった容器でおしっこをするとのことでしたので、尿を持ってきてもらい、尿検査で調べることにしました。
腎不全であれば尿が薄くなっているので、尿比重が下がっているはずですし、糖尿病であれば、その名の通り、尿糖が確認できます。
調べた結果、尿比重は正常でしたが、残念ながら尿糖が確認されました。
そして今日、改めて採血に挑戦すると、落ち着いた状態で採血することができましたので、血液検査をすると、やはり、血糖値が400mg/dLオーバーでした。
なので、治療が必要になるのですが、糖尿病の治療にはインスリンの注射が必要になります。
飼い主様にとっては、猫ちゃんに皮下注射というのは、かなり大変だと思うのですが、うまく治療出来れば、良好な予後が期待でき、さらに猫ちゃんの場合、インスリン治療から離脱できる可能性もあるので、是非とも頑張って頂きたいと思います。
猫の多飲多尿の症状は、原因として最も多いのは腎不全、その次に糖尿病です。
血液検査をすれば、どちらもすぐに診断できるのですが、その日は、あまりに採血時に嫌がられてしまい、残念ながら血液検査ができませんでした。
代わりに、家でいつも決まった容器でおしっこをするとのことでしたので、尿を持ってきてもらい、尿検査で調べることにしました。
腎不全であれば尿が薄くなっているので、尿比重が下がっているはずですし、糖尿病であれば、その名の通り、尿糖が確認できます。
調べた結果、尿比重は正常でしたが、残念ながら尿糖が確認されました。
そして今日、改めて採血に挑戦すると、落ち着いた状態で採血することができましたので、血液検査をすると、やはり、血糖値が400mg/dLオーバーでした。
なので、治療が必要になるのですが、糖尿病の治療にはインスリンの注射が必要になります。
飼い主様にとっては、猫ちゃんに皮下注射というのは、かなり大変だと思うのですが、うまく治療出来れば、良好な予後が期待でき、さらに猫ちゃんの場合、インスリン治療から離脱できる可能性もあるので、是非とも頑張って頂きたいと思います。
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