コクシジウムについて
[No.153] 2014/08/05 (Tue) 23:27
最近は仔猫を診させてもらう機会が多く、便検査でコクシジウムが引っかかるコもいます。
コクシジウムとは、原虫と呼ばれる寄生虫の一種で、消化管内に寄生し、下痢の症状を引き起こします。
かかっているコは便にたくさんの卵が排出されますので、顕微鏡による便検査ですぐに分かります。

こんな感じの卵です。
治療はサルファ剤と呼ばれる薬を使うのですが、治療効果は個々の免疫状態や、そのときの症状の度合いにより異なり、そのため薬用量・期間の報告も教科書により様々です。
経験的には駆虫には2-3週間を要することが多いです。
この虫卵は、厄介なことに、ほとんどの消毒薬に耐性を持つのですが、幸い、便が出てすぐの虫卵には感染力がないので、排泄された便は他のペットが触る前に速やかに処分して、清潔な環境を保ってあげましょう。
あとは煮沸消毒は有効ですので、使った容器などは熱湯で消毒してあげましょう。
コクシジウムとは、原虫と呼ばれる寄生虫の一種で、消化管内に寄生し、下痢の症状を引き起こします。
かかっているコは便にたくさんの卵が排出されますので、顕微鏡による便検査ですぐに分かります。

こんな感じの卵です。
治療はサルファ剤と呼ばれる薬を使うのですが、治療効果は個々の免疫状態や、そのときの症状の度合いにより異なり、そのため薬用量・期間の報告も教科書により様々です。
経験的には駆虫には2-3週間を要することが多いです。
この虫卵は、厄介なことに、ほとんどの消毒薬に耐性を持つのですが、幸い、便が出てすぐの虫卵には感染力がないので、排泄された便は他のペットが触る前に速やかに処分して、清潔な環境を保ってあげましょう。
あとは煮沸消毒は有効ですので、使った容器などは熱湯で消毒してあげましょう。
スポンサーサイト