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あおえ動物病院

2014年3月28日に、岡山県岡山市北区青江に新規開院した動物病院のブログです。

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アロペシアX

という名の皮膚病があります。



アロペシアは英語で「脱毛症」という意味で、原因もよくわからない脱毛症とのことから「脱毛症X」の名前が付けられました。



偽クッシング病、性ホルモン関連性皮膚疾患、成長ホルモン反応性脱毛、去勢反応性皮膚疾患、などさまざまな名前で呼ばれています。



好発犬種は、ポメラニアン、サモエド、キースボンド、チャウチャウ、シベリアンハスキー、アラスカン・マラミュート、ミニチュア・プードル、トイ・プードル、シェルティです。



症状は、1歳から4歳で発症し、痒みのない脱毛症が頭部と四肢端以外に起こります。



発病初期は明らかな脱毛は示さず、「毛のボリュームがなくなった」とのことで来院されることが多いです。



その部分の毛は艶がなくなり、乾燥しパサパサしています。この脱毛症は、皮膚だけに限局した病気で、脱毛症を起こしている外観以外は特に病気ではありません。



治療としては、発毛させる薬として、毛周期のサイクルを整える働きのあるお薬や、性ホルモンを抑える薬が使われることもありますが、効果は様々です。



ただ、最近では処方食で改善するという報告もあるみたいです。



原因不明なものに、ホルモンを抑える薬を使うのは、高価ですし、ホルモンバランスを崩すんじゃないかと使いづらい印象でしたが、ご飯で治るのなら非常に使いやすいと思います。
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