子猫の健診
[No.66] 2014/05/09 (Fri) 21:57
今日は子猫を拾われた飼い主さんが健診にいらっしゃいました。
昨日拾われたばかりで、元気、食欲は問題ないとのこと。
生後3週間くらいの子猫ちゃんでした。
最初飼い主さんはワクチン接種希望だったのですが、生後2ヶ月までの子猫には、母親から初乳を介してもらった免疫があります。
その免疫がある間は、ワクチンを打っても効果がないので、ワクチンを始めて打つ時期は生後2ヶ月頃になります。
そして、1回のワクチン接種だと、十分に免疫がつかない可能性があるので、1ヶ月後にもう一度ワクチンの追加接種をします。
なので、子猫の場合は、2ヶ月齢時に1回、3ヶ月齢時に1回の計2回ワクチンを接種する形になります。
その後はワクチンの免疫は1年間もちますので、年1回ずつ接種していきます。
あとは、拾われた子猫ちゃんの健診としては、
・ノミ、ダニがいないか
・耳の中が汚れていないか
・カゼのような症状がないか(涙や鼻汁、くしゃみ、咳など)
・便の中に寄生虫がいないか
・先天的な異常がないか(口蓋裂や腹壁ヘルニアなど)
など、チェックします。
猫エイズ、白血病ウイルスにかかっていないかどうかは、特に他に同居猫がいる場合、気になるところですが、この年齢時に調べても、潜伏期間中で偽陰性が出たりするので、2、3ヶ月後まで待つ必要があります。
その間は、同居猫との接触を避けていただいたほうがいいですね。
余談ですが、ブログの背景を変えてみました。
少し明るく、動物病院のブログっぽくなったでしょうか?
昨日拾われたばかりで、元気、食欲は問題ないとのこと。
生後3週間くらいの子猫ちゃんでした。
最初飼い主さんはワクチン接種希望だったのですが、生後2ヶ月までの子猫には、母親から初乳を介してもらった免疫があります。
その免疫がある間は、ワクチンを打っても効果がないので、ワクチンを始めて打つ時期は生後2ヶ月頃になります。
そして、1回のワクチン接種だと、十分に免疫がつかない可能性があるので、1ヶ月後にもう一度ワクチンの追加接種をします。
なので、子猫の場合は、2ヶ月齢時に1回、3ヶ月齢時に1回の計2回ワクチンを接種する形になります。
その後はワクチンの免疫は1年間もちますので、年1回ずつ接種していきます。
あとは、拾われた子猫ちゃんの健診としては、
・ノミ、ダニがいないか
・耳の中が汚れていないか
・カゼのような症状がないか(涙や鼻汁、くしゃみ、咳など)
・便の中に寄生虫がいないか
・先天的な異常がないか(口蓋裂や腹壁ヘルニアなど)
など、チェックします。
猫エイズ、白血病ウイルスにかかっていないかどうかは、特に他に同居猫がいる場合、気になるところですが、この年齢時に調べても、潜伏期間中で偽陰性が出たりするので、2、3ヶ月後まで待つ必要があります。
その間は、同居猫との接触を避けていただいたほうがいいですね。
余談ですが、ブログの背景を変えてみました。
少し明るく、動物病院のブログっぽくなったでしょうか?
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